通信教育の位置づけ
家庭での学習において、通信教育をどのような位置で取り組んでいくか?
通信教育教材を選ぶ際にはとても大切なことです。
学校の授業を補う学習としても通信教材は役立ちますし、
応用力や受験用教材としても広く対応している教材もあります。
学校の授業を基本と考え、
それに伴う予習や復習の位置づけで教材を選ぶ場合は、
教科書準拠の教材を選ぶと良いと思います。
教科書準拠とは、実際に子供が小学校で使用している教科書に準じた内容の教材で、
授業の内容と相乗効果で学力の向上が目指せます。
ただ、学校の授業のスピードと合わない場合もありますので、
授業に合わせたい場合は、まとめて取り組んだり、復習感覚で夏休みや長期の休みのときにやってみるのも良いですね。
学校の宿題や課題の量や学力などを考慮して、
通信教育教材に取り組むことができるかも考慮していきたいですね。
中学受験をする子供は、塾や家庭教師などとの併用もあり得ます。
そういった場合、本当に通信教材が必要かどうかを考えましょう。
塾や家庭教師で時間がとられてしまいますので、
そのあとに通信教材に取り組むとなると子供への負担もあります。
こういった場合、どの位置に通信教材を置くかが重要になるでしょう。
受験コースやオプションの受験用教材は、学習内容も受験用に設定されていますので、
集中して取り組むことが必要になると思います。
それぞれの子供の目標や目的、学力、学習環境など、
ご家庭で通信教育の位置づけを考えてから教材を選びましょう。